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 頭陀苦行

【十二頭陀 】 一閻浮提
 重門高楼閣は仏法の繁昌とは見ゆれども、仏法衰微の兆候とは思いがたし。されど一度重門高楼閣の中に安養休息になれたらん者が、ふたたびそこを出て、樹下石上に寒暑風雨の中にその身をさらして、ひたすら道を行じ、法を弘むること到底叶うべからず。古賢大徳の師といえども名山大刹を出でて草莽〈そうもう〉の間に入れる者いくばくもあることなし。
重門高楼閣なき所には、仏法の弘通もまた随って絶ふべきの道理なり。重門高楼閣に貪着するにはあらねども自然に重門高楼閣に止住しやすき人情なり。
僧房の広大なるは仏法を幽閉する牢獄なり。不徳の出家、未熟の道人一度び重門高楼閣に止住すれば、みずから貪着して、安楽をその中に貪るのみにあらず。また人をひきいて遊戯の魔境に入らしむ。
ああ今日、いわゆる名山大刹にして世人遊戯の魔境ならざるもの、そこばく所ある。かかる仏法の住所は、所詮住所なきにはしかざりけり。仏法の衣法、飲食法あやまるとも、いまだかって仏法の住所法をあやまるがごとき大過失を生ずることなし。故に住所法は遂に常露座の法に結帰したまえり。
仏法に中、僧侶行者の住所なきに到って、ようやく 十二頭陀の仏法の住所の法にかなう。日本山の僧伽の今日の活計、自然に無住所の頭陀の遺法に応じたるを喜ぶ。かの世間の無宿者の謗り、浮浪人の汚名を厭うことなかれ、仏法の面目、出家の本意はかくのごとき汚名の下に伝来し護持せらるるものぞ。世間の汚名は出世間の高風なり。如来の遺風を伝持するものは世間の屈辱を忍ぶべきなり。ーーーーーーーーーーーー中略ーーーーーーーーーー
好衣は、臆病者の培養器なり、懈怠心の酵母なり、勇猛精進、単衣洗足、日本満州ともに、多寒の国土なれども、余長を蓄えることに慣るれば、 勇猛精進の志を失う。 単衣洗足にして、大寒にさらすこと道心練磨の方便なるのみならず、十方遊化のための試練なり。奇を好むものにあらず。道の殉ずるの志のみ。----------中略ーーーーーーーーーーー
釈尊の佛法の久住、不久住は仏弟子の偏にこの頭陀苦行を行ずると行ぜざるとによるべしとなり。
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